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活動内容

 私たち6人は、全員が沖縄県八重山諸島の出身です。去年の3月に石垣島の八重山高校を卒業し、4月からそれぞれが進学のため上京してきました。それぞれ大学での新しい生活を楽しみながらも、八重山の同級生と沖縄料理屋に集まるたびに、「踊りたいな〜」「たまには集まって三線弾こうや」という話になり、「そんなら舞台やってみよう😊」と軽く言い出したところ、先輩方の民謡ライブに呼んでもらって踊らせてもらったり、八重山関連のイベントで舞台をさせてもらったり、皆様の温かい応援のおかげで活動をスタートさせてもらうことができました。

 現在の主な活動は、月に4・5回関東の沖縄料理屋で舞踊ショーを行ったり、イベントに出演したり、先輩のライブに出演させていただいたりと、「呼ばれたところにはどこにでも飛んでいきます!」って勢いで舞台活動をさせていただいています。

 始めは自分たちが踊って唄って楽しめる場所を作りたくて始めた活動でしたが、舞台をしていく中で、関東の方々に沖縄の芸能の楽しさや美しさを知ってもらえたり、沖縄を好きになってもらえたら最高だなと思うようになりました。ふぁむれうたの舞台の場を通して、そこに集まったお客さん同士が繋がり合って、いちゃりばちょーでー(出会えば兄弟)、ゆいまーる(みんな助け合い)の精神をたくさん感じて、温かい気持ちになってまたもとの生活に帰っていってくれるような、そんな空間を、舞台を通して創っていけたらいいなと思っています。

 学校生活などの事情で思うように活動ができない時期もあり、まだまだ未熟な団体ですが、心を込めて一つ一つの舞台をつくっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

ふぁむれうたの由来

 “ふぁむれうた”とは八重山の方言で“子守唄”という意味です。

 石垣島出身のミュージシャン 新良幸人さんの「ファムレウタ」という曲で、この言葉を聞いたことがある方も多いと思います。私たちがこの「ふぁむれうた」という言葉を団体名にした一番の理由も、メンバーみんなの大好きな曲がこの曲だったからです。八重山の情景の美しさや人々の生活風景が唄われていて、子どもたちが健やかに成長しますようにという願いが込められた、温かい歌詞とメロディーの曲です。

 

 この曲のように、私たちの活動が、石垣島、八重山、沖縄の、伝統芸能の素晴らしさや、人々の素朴さ温かさ、文化の力や熱さを、多くの方に知ってもらうきっかけになれば、そして音楽の力と沖縄の力で、人と人が繋がり、みんなで唄って踊って心を温める場を、もっともっと増やしていけたらという思いを込めて、ふぁむれうたという名前にさせてもらいました。

 

 

 

活動理念

 私たち6人は、島の人々や自然や文化や芸能に、ここまで育ててもらいました。今までもらったたくさんの沖縄の愛と感謝を、お世話になった家族や先輩方や地域の方々、沖縄の後輩たち、関東で出会えた多くの方々、そしてこれから出会う方々に、この活動を通して還していきたい 伝えていきたいと思っています。

 ふぁむれうたを通じて、人が出会い繋がり癒され、この和が広がっていってくれたら幸せです😌

 私たちの活動が、誰かの1歩を踏み出す力になることを祈って、八重山芸能に邁進していきたいと思っています。

 

ふるさと 八重山諸島の風景

撮影 いけむらたかし

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